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生きる姿勢を婦人之友から学ぶ 

若くして結婚した私は、家事ができず特に食事作りには悪戦苦闘の毎日でした。。そこへ友人から「婦人之友」が二冊送られてきました。“家庭生活をこんなに大事にしている”との感激と、私にはとてもできないとの思いでいっぱいでしたのを覚えています。
 その後、戦争ー終戦ー物資不足ーそして世の中が少しずつ納まる頃、店頭で婦人之友を見かけると買っていたのが、何時の間にか毎月購読していました。
 5人の子供に恵まれ、転勤族の私の子育ては婦人之友と共にありです。子供も夫々結婚し、良人に死別し一人になった現在。あの頃この頃の生きる姿勢を婦人之友に教えられたと日々思っています。
そして一人暮らしを大勢の友の中にいる幸せを心から感謝しています。 (I)


人生の指針

婦人之友との出会いはさかのぼってみると38年にもなります。はじめは内容が良いからという訳ではなく友の会が愛読者の集まりであるという事で買い求めました。全部を読み通すことは未だになかなかできない事ですが、次男が生まれてすぐ入会しましたので育児に関する記事を熱心に読んでいたのを覚えております。子どもが4人になり公宅住いをしていた時に8人家族で26坪の家を広く使うことを思案中、衣服の持ち数のことが記載されていてずい分参考になりました。
なにせ忙しい毎日、自分のための時間を生み出すのに時間の使い方を学び、教育盛りには家計の教育費のことを熱心に、その都度自分の生活に必要とするところを中心に読んでは実行しておりました。特に、何の為に私たちはこんなことを学び実行しているのかという事がとてもわかりやすく納得のいくように記されておりましたので、本当に良いお手本だと思っております。お蔭様でうんざりする程の洗濯の山、毎日の食事作り、あまり好きでないお掃除などいつのまにか楽しいものになって行きました。
65歳の今、婦人之友がとても待ち遠しく一番に開くところは聖書のことばになっているのに気付かされます。今私は生活工芸のグループにおりますので生活工芸の誌上講座のところをお手本に励んでおります。婦人之友は私にとって人生の指針であり、いつまでも座右の銘にしたいと思います。(S)
婦人之友と友の会に感謝
 娘の頃恩師が婦人之友について話をしてくださったことに心ひかれ、結婚してわからぬ事ばかり多いのでだんだんと長く読みつづける様になり友の会にも入れて頂いた。
 現在私は80の坂をこし病気で腰を悪くし「老健」に通っている。「老健」は入院の必要はないが介護看護の必要な老人が世話になっている。老人仲間には間違っていることでも正しいと思いこみ、職員がさとし友がいろいろと話しても聞こうとせず反抗する人もいる。私もそのようなことに出あうと悲しく悩み、道を見つけたいと「婦人之友」の「友への手紙」の羽仁もと子さんの言葉と「呼びかける言葉」を何度も読み返し通づることを願う。

 老健の日課は大体午前リハビリ、午後は趣味のこと等、趣味は温室があり何時も美しい南国の花を飾って下さるので思い出にとスケッチを始めたら、事務の方が手の入る位小さくコピーして下さるので便りに入れてあげると喜んでくれる。でも我流で下手、「生活誌上講座」で色彩のこと等のせて下さるのでありがたく嬉しくなる。俳句についてはリハビリで腰を30分暖めるのでメモしていたら先生に見つかり老健通信にのせてくださったのが始まり。婦人之友の句集の佳作に入ったのには驚く。先生は喜んでくださり大きくコピーし、その度ごと婦人之友何月号に掲載と書き添え廊下に張り出して下さる。本のこと、知っている方少ないので少しずつでも知れていったらと思う。
 終わりに、婦人之友と友の会に感謝、新しい世紀に向けいよいよの発展を心からお祈り致します。(M)

読むと元気がもらえ、やってみようという気持ちが

「婦人之友」創刊100周年おめでとうございます。めぐるましい変化の歴史の中、頼りにされ読まれ続けて来たのですね。私は友の会入会と同時に読み始め、25年経ちました。近年環境問題なども大きく取り上げられ、ティシューペーパーは純パルプで出来ていることを知り、森林を大切にするため、ティシューを使わない工夫。鍋帽子を使ってエネルギーを大事に使うなど環境を意識させられています。また、甘い辛いすっぱいの常備菜の記事から最寄で勉強し、生活に取り入れ最寄講習会をしました。そんな積み重ねで、生活が少しずつ変わり、身について来ました。また、今の私には毎号楽しみにしている記事があります。座談会は一緒に参加している気持ちで読んでいます。レイチェル・ナオミ・リーメンの祖父の恵みも毎回楽しみにしています。「婦人之友」は読むと元気がもらえ、やってみようという気持ちがわいてきます。

また、「婦人之友」は3年間分くらい保存しておいて、あとは読みたい記事を切り抜いて、時間のある時に読んでいって、本当に残しておきたい記事だけを残し、必要に応じて引っ張り出しては読んでいます。第25次南極越冬隊長の平沢威男氏の、南極で生活リズムを作るのは食事であり、3度の食事の時間を守ることが健康でいられる事、熊井啓映画監督夫人明子氏の生き方など今も手元にあり、読み返しています。今年は特に100周年の心意気が本誌から伝わって来ます。最寄会のたびに記事が話題になり、各人感じる所が違うので、刺激され、改めて読みかえしたりしています。この記念の年に心新たに「婦人之友」を紹介して行きたいと思います。(S)

いつも手の届くところに婦人之友

小さな頃から、いつも手の届くところに婦人之友がある生活は、私の記憶が正しければ、50年以上もの長い年月になります。
 お菓子、洋服のところを見ては、「今度こんなの作って」と母におねだりをしていた小学生の時、割合尺の割り出し方から、製図をし、ブラウスとスカートを縫い大変嬉しかった中学生の頃、母が留守の時は、お料理のページを片手におかずを作った事、父と母が掃除道具の収納庫作りに、婦人之友を見ながら仕上げていた二人の姿等、忘れかけていた思い出が次々とでてきます。
 親元を離れ結婚までの数年毎月手にする事ができずにましたが、結婚間もなくから購読が始まり、私達夫婦の教科書として日常生活をしていました。二人の子どもができ、離乳食作り、育児にと助けられました。
 その後、友の会に入会し、1人で読んでいた時とは違い、私では思いもつかない意見や生活の知恵等々、多くの刺激を受け、実生活に生かしつつ、考え方まで変わってくることができました。
 

今は、右半身不随、失語症の夫との2人暮らし、夫と話し合いながらとは行かないが、毎月私の方から一方的な言葉になってしまいますが、夫も字はわからなくても写真を見て楽しんでいる様です。私達も老後の生活に入り、物も心も整理する時に来ています。
 今年創刊100周年特集、家族みんなの生活学校1月号は「暮らしの整理は、心の整理」。これは私たちのことと、早速納戸の物から片付け、整理をはじめました。7月号収納プランの3要素、「時間、空間、コミュニケーション」。今の、いやこれからの私たち2人にとって最も必要な事です。物の整理から心の整理をめざし、我が家もいつのまにか家中すっきりになるように、日々婦人之友の生活学校の生徒でいたいと思います。(S)

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